『魔女への鉄槌』やジェームズ六世『悪魔学』をはじめとする中世末から近世にかけて執筆された悪魔学の主要論書を中核として、近世の魔女概念に深い影響を及ぼした古代の古典文学や中世の教皇教書や書簡などの各テキスト、近世に吹き荒れた魔女裁判に関する裁判記録や書簡、そしてフリードリヒ・シュペーら懐疑論者の主要な著作を紹介します。
*古代
出典(古代~近世Ⅲ内の全てのテキスト)
:田中雅志 編著・訳『魔女の誕生と衰退 ― 原典資料で読む西洋悪魔学の歴史』 三交社 2008年