フランスのカリカチュア画家、素描画家。
前世紀転換期パリの風俗絵巻を繰り広げた。父と兄が建築家で、アカデミズムの画家・彫刻家ジェロームに学ぶ。やがてさまざまな大衆雑誌にイラスト画を寄稿。またサロンに水彩画を出展し、1900年のパリ万博では銅賞を受賞している。
ギョームのカリカチュアには、平凡なパリっ子のごくありふれた日常にたいする深い関心と愛着がうかがえる。とりわけ魅惑的なパリジェンヌの姿を好んで描いた。そこにはギョームの女性崇拝を見てとることができる。
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